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2005年11月14日 (月)

フランス連続暴動に思う 05/11/14

 今月1日夜から始まったフランスの暴動は、パリでこそ沈静化の兆しが見えるものの、地方では収束の目処が立っていない。

 最初の暴動からほぼ半月たった今でもフランス国内で暴動や放火が続いており、13日夜には隣国ベルギーや更にはオランダやスイスまでに飛び火している。
 国民の7割が強硬措置で対処するサルコジ内相を支持している状況、エッフェル塔近くの広場で開かれた「暴動反対集会」、極右政党、国民戦線のルペン党首(2002年の大統領選で決選投票に進んだ人物)のパリにおける集会。
 暴動を起しているのが北アフリカなどからの貧しい移民の若者達である事実から、沈静後フランス国民の間に移民に対する不信感、更には排斥運動にまで発展する可能性が高いと考えられる。
 排斥される側の移民達の多くがイスラム教徒であることから、イスラム過激派がフランスを始めとするヨーロッパで活動しやすい状況になってしまうのではないか。
 強硬措置一辺倒では、中東、イギリス、バリ島などで起きた自爆テロの悪夢がEU諸国に広がる事が懸念される。

 フランス政府は自国の安全のみならず、EU全体を自爆テロの標的にさせないための硬軟合わせた微妙な舵取りを求められている。

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